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2021-12-21

〈三十三間堂〉は圧巻の美しさ!千手観音様に会いに行こう!「秋雲壇」の感想も書いてます

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三十三間堂

こんにちは、 Chippyです。

さっき考えていたんですけど、仏像は私に会いに来れないし、私が会いに行くしかない!神社もその場から動けないので、私が参拝するしかない!

とそんな不敬なことを思って、(私、何考えてるんだろう…)という気持ちになってしまいました。

行きたい場所が多すぎて悶々として、そんなことを考えてしまった冬の夜です。

今回は、三十三間堂の参拝記事になります。

三十三間堂、大好きなんですよ!

三十三間堂について

三十三間堂
散策できるお庭もあります
正式名称
蓮華王院 三十三間堂(本坊:妙法院門跡)
所在地
〒605-0941 京都市東山区三十三間堂廻町657
TEL
 (075)561-0467
開門時間
8時30分~17時(11月16日~3月は9時~16時)
年中無休、受付終了は30分前
拝観料
 一般600円・高校中学400円・子供300円
公式ホームページ
http://www.sanjusangendo.jp
仏像
本尊…国宝・千手観音坐像(せんじゅかんのんざぞう)
国宝・千体千手観音立像
仏教文化講座
月に一回、仏教文化講座を事前予約制で行っています。

お堂内陣の柱間がある、という建築の特徴や観音菩薩の変化身三十三身にもとづく数から「三十三間堂」と呼ばれています。正式名称は、蓮華王院。

本尊「国宝・千手観音坐像(せんじゅかんのんざぞう)」は湛慶作

色んな仏像を拝観している最中な私なんですが、三十三間堂の真ん中におられる「国宝・千手観音坐像」が大好きなんですよ!

一番好きな仏像、と聞いて真っ先に頭に思い浮かぶのが、こちらの千手観音坐像様です

ずっとお姿を眺めていられるし、正面からでも少し斜め前の角度からでも(左右どちらでも)美しくて惚れ惚れします。

ちょうど幸運なことに、千手観音坐像様の前でお坊さんがお経をあげている時に居合わせたことがあって、その時は(はぁ…)となんともいえない胸いっぱいな気持ちになりました。好きです本当に。

人それぞれ好みの仏像があると思うんですけど、仏像が好きでまだ参拝したことない方には、三十三間堂は絶対に一度は参拝してみてもらいたいですね。

湛慶は戒光寺の仏像も作っています

戒光寺の本尊・丈六さんもすごく好きなんですけど、同じ仏師である湛慶作だったんですよ!

戒光寺の参拝記事もありますので、ぜひあわせてご覧ください。

記事:〈戒光寺〉秘仏・泉山融通弁財天様や不動明王様、丈六さんを間近で参拝【秋の特別公開】

仏像の森とも評される、美しい「国宝・千体千手観音立像」

三十三間堂には、千体の観音立像が前後10列で、階段上に整然と並んでいます。ずらっと並んだ千手観音立像(真ん中に千手観音坐像)の前に通路があり、歩きながら参拝します。

慶派、院派、円派と呼ばれる多くの仏師集団が、国家的規模で参加しました。その約五百体には作者名が残されています。

このような場所は他にないので、すごいの一言ですね…

好きな仏像を探してみよう

国宝の「風神・雷神像」や観音二十八部衆といった尊像が、千体の千手観音立像の前に安置されています。千手観音に従い、仏教とその信者を守るとされているそうです。

千手観音は、一つ一つお顔が違っています

よく見ると、自分が好きだなと感じるお顔の観音様もいらっしゃることと思います。

私も好きな観音様ができました!
メモを取ったので、気になる方は探してみてください。(笑)

  • 第八七〇号尊 院算作(お堂に入ってすぐ・緊那羅像の右後ろ)…なんとなく気になった
  • 第七四〇号尊 降円作(中央から少し手前・散支大将像の右後ろ)…落ち着いた姿でとても安心感があった
  • 第一七〇号尊 院恵作(中央から進んだところ・畢婆迦羅像の後ろ左)…美しくて好き

緊那羅像(きんならぞう)、散支大将像(さんしたいしょうぞう)、畢婆迦羅像(ひばからぞう)と読みます。

見つけられるかな?

期間限定で「秋雲壇」が設置される

秋雲壇は、通路の一部(真ん中を過ぎた少し先あたり)後ろの方に、少し小高い通路が造られてあって、階段で上って数歩歩いてまた階段で降りる、という説明でわかるでしょうか…。

いつもより少し高い位置から、千手観音立像を眺めることができます。

いつもとそんなに変わらないかな?行かなくてもいいかな…って思ったんですけど、

やっぱり大好きな三十三間堂なので、秋雲壇に上ってみたい

という自分の欲求に逆らえず、公開最終日の日に参拝に行きました。…そんな行動ばかりだったので、来年は最終日を待たず行きたいと思ったらすぐ参拝するように心がけたいです。

「秋雲壇」から見た景色の感想

実際に思ったのは、高い位置から眺められることとライトアップしてくれていますので、後ろの方の観音様のお顔まで拝見することができて、嬉しかったです。通常は、陰になってあまり見えない状態ですので。

見た感想は、「うーん。良いな!」と満足しました。軽いですか?拝観できて嬉しかったんです。来てよかった。

それぞれ感じ方が違うのだから、誰かの感想で終わらせるのじゃなく、実際に足を運んで自分で感じて確かめるのは、すごく大切なことだとあらためて思いました。

三十三間堂が好きな方には、秋雲壇の時期の参拝もぜひお勧めします!

香の十徳・三十三間堂のお線香が好き

三十三間堂・お線香
三十三間堂・お線香

お線香は、800円で販売しています。

神社ではあまり見かけませんが、お寺に参拝すると、お線香をあげる場所があることが多いです。色んな場所やお寺でお線香を売っているんですね。

私は三十三間堂のお線香の匂いが好きで、リピート購入しました。なくなったら、また買い求めにうかがいます!

沈香をイメージしている香りです

落ち着く匂いで、三十三間堂のことも思い出せるので最高です。

千手観音様を拝観した後は、お庭を散策しよう

庭

三十三間堂では、こんな風にお庭を散策することができるようになっています。季節を感じられるので、参拝後の散策はいかがでしょうか?

以前参拝したときは、庭園工事をしているところだったので、整えられた美しい庭園を見ることができて嬉しかったです!

庭

庭

庭

紅葉の時期は美しくて、心癒されました!

庭

鐘

奥に見える回廊には、ベンチがあって座れるようになってるんです。そこに座って、ぼんやり過ごすのも至福の時間でした!

自分の好きな寺社で休憩場所があるなら、境内でなるべくゆっくり過ごしてみてね♪

あわせて読みたい:〈毘沙門堂 勝林寺〉秋の拝観で、秘仏の毘沙門天立像を参拝【京都の紅葉スポット】

こちらの記事で紹介している〈毘沙門堂 勝林寺〉秋の拝観で、秘仏の毘沙門天立像を参拝【京都の紅葉スポット】は、三十三間堂からそう遠くない場所にあります。

来年2022年は寅年で、虎は毘沙門天様の使いといわれています。毘沙門天様ゆかりのお寺を参拝するのは、とても縁起が良いんですよ♪

バスで15分ほどの距離なので、よければ参拝してみてくださいね!

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