春の京都・嵐山で桜満開の世界遺産〈天龍寺〉参拝
Last Updated on 2024年4月24日 by Chippy
こんにちは、Chippyです。春の京都は桜が咲き誇り、とりわけ魅力的な社寺が沢山♪
皆さん、お花見を楽しめましたか?
今回は、私も大好きな天龍寺を紹介します。天龍寺は渡月橋のすぐ近く、嵐電そばの立地からアクセスしやすいのも嬉しい、おすすめのお寺です。
目次
天龍寺について
世界遺産にも登録されている天龍寺は禅寺で、後醍醐天皇の菩提を弔うため、暦応2年(1339)に創建。開基は足利尊氏、夢窓疎石が開山しました。
- 所在地
- 〒616-8385 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
- TEL
- 075-881-1235(8:30 〜 17:00)
- 宗派
- 臨済宗天龍寺派大本山
- 公式サイト
- https://www.tenryuji.com/
天龍寺の参拝について
天龍寺は、朝早めの参拝ができるのが嬉しい♪
- 参拝時間(庭園)
- 8時30分~17時 [受付終了16時50分](庭園受付・北門受付)
- 参拝料
- 庭園(曹源池・百花苑)
・高校生以上:500円
・小中学生 :300円
・未就学児 :無料 - 諸堂(大方丈・書院・多宝殿)
・庭園参拝料に300円追加
・8時30分~16時45分 [受付終了16時30分] - 法堂「雲龍図」特別公開
・一人500円
・9時~16時30分 [受付終了16時20分]
・法堂参拝受付は法堂の西側
※土曜日・日曜日・祝日のみ公開ですが、春夏秋は毎日公開期間あり
曹源池庭園(そうげんちていえん)について
天龍寺は曹源池庭園(そうげんちていえん)が有名。中央の曹源池を巡る池泉回遊式庭園で、約700年前に夢窓国師(むそう そせき)が作庭しました。国で最初の史跡・特別名勝に指定されています。
法堂の雲龍図について
1997年(平成9年)、天龍寺開山夢窓国師650年遠諱記念事業として、描かれた「雲龍図」は、加山又造(かやま またぞう)画伯によるもの。
天井に厚さ3cmの杉板を159枚も張り合わせ、全面に漆を塗り、さらに白土を塗った上に直径9mの二重円相内に直接墨色で描かれています。
なかなか迫力があるので、ぜひ見ていただきたいですね
※法堂は撮影禁止ですのでご注意くださいね。龍の姿は目にやきつけておきましょう!
春爛漫!桜満開の天龍寺参拝
天龍寺は、どの季節にうかがってもそれぞれの良さがあります!
こちらのだるま絵は、天龍寺の住職をされていた平田精耕(ひらたせいこう)老師によって描かれています。
広い庭園は沢山人がいても、美しい光景をそのまま眺めることができるので嬉しいです。散策する場所には桜を筆頭に色んなお花が咲き乱れているので、とても満足感があるんですよ。
雪の季節の写真なのですが、大方丈の雲龍図は、昭和32年に物外道人(若狭物外)によって描かれたものです。力強い迫力があって好きです!
小方丈の写真も春の時期ではないのですが、ここから外を眺める時の景色がすごく好きです。畳の上に座って眺めるのも、廊下?縁側で外を眺めるのも、また違った感じが味わえます。
とはいえ人が多いので、あまり人が写り込んでいない花の写真をピックアップして、天龍寺の春を感じていただければと思います。
色んな花が咲いていて、植物園みたいです
池を眺めていても、庭園内を散策しても癒されるんですよね。嵐山観光なら、天龍寺はとてもオススメです!
【あわせて参拝したい】山吹咲く松尾大社参拝
酒造家の信仰が篤い!お酒の神様を祀る〈松尾大社〉の山吹の記事では、黄色く彩られた松尾大社の参拝記事をつづっています。
嵐山からも行きやすい場所に鎮座しておりますので、4月中頃〜5月にかけてぜひ参拝してみてほしいです。
山吹に元気をもらえますよ♪