風鈴寺〈正寿院〉は見どころ満載♡便利なアクセス方法をチェック!
Last Updated on 2024年11月13日 by Chippy

こんにちは、Chippyです。
新緑を見るたびに、自分の中の悪いウイルスが全部飛んでいくような気がする〜!癒される!
新緑大好きです。新緑の京都は素晴らしいですね!
参拝することで、毎回、本来の自分にリセットしてもらえているというか、ガチガチになってる頭がフラットな感覚に戻るので、本当にありがたいです。
今回の記事では、ずっと憧れだった風鈴の季節での正寿院初参拝を書いていきます。最高でした!
目次
〈正寿院〉について

- 所在地
- 京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上149
- TEL
- 0774-88-3601
- 御本尊
- 十一面観世音は50年に1度だけご開扉される秘仏で、不動明王坐像は快慶の作。
- 宗派
- 高野山真言宗
- 拝観料
- 600円
- 拝観時間
- 9:00~16:30(12月~3月は10:00~16:00)
- 公式サイト
- http://shoujuin.boo.jp/
風鈴まつりについて

- 期間
- 6月1日(土)~9月30日(月)
- 拝観料
- 風鈴まつり期間中 拝観料800円(菓子付き)
「風鈴寺」と呼ばれる由縁

正寿院では、夏になると境内に2000個の風鈴が吊られ、涼を感じる風鈴まつりが行われます。様々な工夫が凝らされた風鈴は美しく風情があり、心地よい音色に癒されます。
私は風鈴が好きなので、風鈴寺と云われる正寿院にはずっと行ってみたかったんです
風鈴寺〈正寿院〉参拝

それでは、参拝にまいりましょう!
正寿院は2つのエリアに分かれています。駐車場から向かうと先に客殿があるのですが、参拝受付は本殿の方なので、まずはそちらへ。
受付すると、パンフレットと笑い地蔵のお菓子をいただきました。

大笑い地蔵さん、というのが相応しいような笑顔!笑うの、大事ですねぇ

さっそく、涼やかな風鈴が迎えてくれます。まっすぐ前に進むと本堂、本堂の右側には御朱印やお守りの授与所があります。

私がそうだったのですが、風鈴や本堂に気を取られるので、授与所に気がつきにくいと思います
御朱印は先に御朱印帳を預けて、後ほど受け取る方式ですのでお参り前に立ち寄るのがお勧めです。
まずは、本堂でお参りから

風鈴も気になりますが、ゆっくりと後で満喫するとして、まずは参拝して仏様にご挨拶。ずっと来たかったこと、参拝できたこと喜びやいつも見守っていただいていることにお礼を伝えます。

本堂には、見応えのある屏風絵や、全国のご当地風鈴も飾られていました。地元愛媛の音色、すごく好きでした。
参拝できるだけでなく、小さなお庭にも出られるようになっていると教えてもらい部屋の奥に進んでいきます

本堂の裏にまわると、かわいらしいリスの絵や天井には風鈴が提げられています。

本堂のそばには、地蔵堂や自分で花手水を体験できる場所がありました。


かわいいお地蔵さんたち
境内には、ほほえましくなる癒し系のお地蔵さんがおられました。みんな風鈴を見るため見上げてばかりなので、気づきにくい方もいらっしゃるかもしれません。



簡単に見つかるので、ぜひ探してみてくださいね♪
様々な工夫を凝らした風鈴たち

このてるてる坊主にはかわいいお顔があって、短冊に「皆さまの心が晴れますように」と書いてあります。実際に会いに行ってみてください♡


梅雨の季節ならでは?の紫陽花風鈴にカタツムリが…。とってもかわいい♪

正寿院の風鈴は1種類だけでなくて、色んなタイプの風鈴を楽しめるところが素晴らしいんですよね。
ショート動画で、ぜひ風鈴の音色が響く境内の雰囲気を味わってみてください♪
客殿で猪目窓(いのめまど)と160枚の天井画を味わう

さて、いよいよ客殿の猪目窓へ向かいます。

この客殿は、自然の音を聞いて我にとらわれず、身をゆだね、自然の一部であることに気づける場所であってほしいとの願いから、「則天の間」と名付けられています。
「則天去私 / そくてんきょし」というのは夏目漱石が晩年、理想とした境地です
フォトジェニックな猪目窓

ずっとここに来たいと思っていた、ハートの窓。新緑の世界がハートに映ってとても素敵で、いつまでも見ていられます。


猪目窓だけでなく、お庭も美しい新緑で、見上げれば天井画が色とりどりに描かれていて、ただ静かな時間が流れていました。

元気が出ます…!
1枚1枚が美しい天井画
なんと客殿では、仰向けに寝て天井画を眺めることもできるんです。私はたまたま他に人がいない時間があったので、仰向けに転がって、ぼーっと天井を見つめていました。
最近、心身ともに余裕がなくなって体調も崩したりしていたのですが、何も考えなくていい時間ってすごく豊かで、心と身体がゆっくりとほぐれていく気がします。

本当に、至福の時間でした
160枚ある天井画のうち、4枚の舞妓さんがこちらです。雅ですねえ。

他にも好きな天井画がいくつかあったので、お気に入りを紹介します。




1枚1枚の絵のクオリティーが素晴らしく、日本画って芸術的だなあって感じましたね。どこを見ても眼福で、上を見ればいいのか窓を見ればいいのか庭を見ればいいのか…贅沢に悩んだりしました。
【 これがオススメ!】正寿院へのアクセス方法
正寿院は京都市内からなかなかアクセスしづらい場所にあり、どうやって行くか?が参拝したい方にとってネックになってきます。
車を運転できる方でも、道中細い山道などは慣れていないとあまり走りたくないものですよね…
今回私は、MKタクシーが運営しているMKトラベルのツアーで、
正寿院 風鈴まつり送迎プラン<2024年>
というのを利用しました!
平日プランと休日プランのどちらかを選ぶ
こちらのツアーは京都駅八条口MKタクシー乗り場もしくは京阪宇治駅/JR宇治駅から正寿院まで、直通で運行しています。
料金は京都駅からだと1名/6,000円、宇治駅からは5,000円。自分でタクシーを使うとなると、2万円程度かかるようですし、コミュニティバスを乗り継いだりするのも大変です。
- 平日プラン
- 休日プラン
行きたい日に合わせて、2つのプランがあります。
平日プランの乗降場所は【京都駅八条口】【京阪宇治駅】【JR宇治駅】3つのいずれかから選べます。
私が利用した休日プランは、京都駅八条口MKタクシー乗り場から乗降します。
8:30集合、12:30解散でした。
山道も運転のプロに任せて安心♪
休日プランの拝観時間は90分とたっぷり時間があり、沢山撮影をする私でも満足できる時間だったので、何も体験をしないのであれば、大抵の方は充分な時間かと思います。(平日プランの拝観時間は60分です)
ツアーを利用するメリットとデメリット
ツアーを利用するメリット
・自分で運転しなくても良いので山道も安心
・乗り継ぎで悩む必要がない
・記念写真を撮ってもらえる
・急な雨でも傘をお借りできた
ツアーを利用するデメリット
・運行人数が4名なので、申し込んだ日が必ず運行されるとは限らない
・ツアーなので戻る時間が決まっている
・乗り合いなので、満席の場合は窮屈に感じるかも
道中では、運転手さんに色々お話を聞けたりして楽しい時間を過ごせました♪
帰りに宇治茶のお店に立ち寄るのですが、期間限定の新茶ソフトクリームが幸せな美味しさでした!

私のように、(正寿院に行きたいけど、どうやって行けばいいのかわからない…)とお悩みの方にオススメします。どうか参考になりますように。
【まとめ】五感で感じる正寿院参拝〜季節を味わおう〜

帰る前には御朱印と一緒に、キリッとしただるまみくじをいただきました。ロボットアニメに出てきそうな、かっこいいお顔の福だるまさんです。
今回の参拝では、風鈴や自然の音を耳で聴き、新緑や芸術を味わい、ゆったりとした時間を過ごすことができました。
とても心地の良いお寺で幸せでした♡
あわせて読みたい|新緑の参拝にオススメな神社仏閣
今の季節にぴったりなので、深い緑に癒されてくださいね。