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2023-02-03

〈壬生寺節分祭〉で、ほうらく奉納や壬生狂言を見てきました!

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Last Updated on 2023年2月25日 by Chippy

狂言会場から降りる前の景色

こんにちは、Chippyです。

京都の節分は各所の寺社で様々な行事があるのですが、その中でも特に壬生寺と吉田神社は有名で、私も家族と一緒に壬生寺に参拝してきました。

今回は、その参拝記を書いていきます。

実は壬生寺は怖いイメージがあったのですが、とても楽しかったです!

壬生寺について

所在地
〒604-8821 京都市中京区壬生梛ノ宮町31
TEL
075-841-3381
公式サイト
http://www.mibudera.com/
本尊
地蔵菩薩立像
新撰組ゆかりの地
新撰組は、文久3年(1863年)に壬生の地で結成されました。訓練場としても使われていた壬生寺は、新撰組ファンの聖地にもなっていて、新撰組隊士のお墓「壬生塚」や局長・近藤勇の胸像と遺髪塔があります。

2023年の節分祭について

炮烙(ほうらく)奉納
壬生寺独自の風習で、炮烙(ほうらく)を求め、数え歳・性別・願いごとなどを墨書して奉納する。
奉納することで、その年の災厄を免れて福徳を得られると信仰されています。
壬生狂言
重要無形民俗文化財。厄除け鬼払いの狂言「節分」公開は、 2月2日、3日 両日とも17時~20時のみ4回上演(無料)

※壬生狂言公開時のみ「山王大権現」の御朱印が、一枚書きのみで授与して頂けます。
特別授与品
期間中は、お地蔵さまの身代り守や開運の起上がりダルマ守、宝船などが授与されます。
節分会 拝観期間
2023年2月2日(木)〜4日(土)の午前9時〜午後9時(4日は午後7時まで)

2022年は、私も「山王大権現」の御朱印を頂きました!

2023年は、昨年よりも人出が多く賑わっていました。今年も楽しかったです♪

炮烙(ほうらく)を奉納し、一年の除災招福を願う

屋台

コロナ禍ということもあり、節分祭を中止されるところも多かった2022年。

2月2日で参拝時間は夕方からだったおかげか、そこまで人は多くありませんでした。境内に露店が出ている光景は、この二年でなんだかいっそう懐かしく感じてしまいます。

厄除ほうらくの販売
厄除ほうらくの販売

食べ物の露店はわかるのですが、初めて見るものに不思議な気持ちになりました。

焙烙(ほうらく)
焙烙(ほうらく)

焙烙奉納って??何…?

焙烙って私は初めて知ったんですが、素焼きの皿なんですね。

焙烙の書き方
焙烙の書き方

皿の表面に家族一同の年齢と性別、願い事を書いて奉納し除災招福を祈ります。

筆を取ったのが学生の頃習っていた書道以来で、すごく良かったです。日常で使わない身体の機能を使っている気がしました。

焙烙には「無病息災」「身体健全」「笑門来福」「厄除開運」「除災招福」「心願成就」「良縁成就」など盛りだくさん書きすぎて…!(笑)

今年は良い年になりそうな予感…!

念願の姫だるまを購入しました

本堂
本堂

お地蔵様に手を合わせて、美人の姫だるまを持ち帰りました。

姫だるま
大きな姫だるまが可愛い
授与所
授与所

壬生寺にも姫だるまがあると知らなかったので、出会えて嬉しかったです♪

御朱印と姫だるま
御朱印と姫だるま

ちなみに壬生寺の姫だるまはおみくじではなく、起き上がりこぼしになっていて、元気が出るのでPC前に飾っています。

壬生狂言「節分」を鑑賞

私たちが見た回は空いていたおかげで、落ち着いて見ることができて嬉しかったです。壬生狂言の解説書も購入しました。

狂言を見たのは初めてだったのですが、面白かった!

セリフはないのに、何となく伝わるものですね。鬼の変装や女性の怖がる仕草などがかわいかったりと、最後まで飽きなかったです。

あんなに豆投げるんだな。掃除が大変そう

豆の投げっぷりが爽快だったので、こんな余計なことを思ったり…。(笑)

焙烙割の演目の時もいつか見てみたい!

夜の境内を参拝

弁財天
弁財天

新撰組の壬生塚は時間的に入ることができませんでしたが、弁財天様や水かけ地蔵、菅原道真様が祀られている「一夜天神」を参拝することができました。

水掛地蔵
水掛地蔵

京都では北野天満宮にも参拝するのですが、道真様(天神様)には日頃からご縁を感じているんですよ。

一夜天神
一夜天神
撫牛
かわいい撫牛

一夜天神の道真様、人形で祀られてあって美しいです。神社ではあまり見かけない様式なので珍しく、見入ってしまいました。

思いがけず道真様にお会いできて、すごく嬉しかったですね!

「金つばの幸福堂」焼きたての金つばが美味しかった!

金つばの幸福堂
金つばの幸福堂

参拝帰りに「金つばの幸福堂」で、作りたての金つばを購入しました。

節分名物・焼きたて金つば
節分名物・焼きたて金つば

薄皮があったかくて、あんこも甘すぎず絶妙なバランスがとても美味しかった!

私の思い出のお菓子に「金つば」が追加されました!

作りたての和菓子って、ほんとに美味しいですよね。寺社のそばには、美味しいお店があってほしい…。

金つばの幸福堂について

所在地
京都市中京区壬生ノ宮町20
TEL
075-841-1940
営業時間
9:00~18:00
定休日
水曜日(1日、祭日は除く) 
2月2日、3日は営業(夜9時まで)
公式サイト
https://www.koufukudo.net/

※金つばの幸福堂では、毎年2月1日〜4日まで、実店舗で焼きたての金つばを実演販売されています。

壬生寺・2023年の春季特別公開について

※新型コロナウイルスの感染拡大状況により、内容が変更になる場合があります。

特別公開日・期間
2022年4月29日(土・祝)〜5月7日(日)
概要
GWに上演される壬生狂言に合わせ、通常非公開の本堂や庭園などが特別公開されます。
【特別展示】刀剣・和泉守兼定
新選組副長・土方歳三は複数の和泉守兼定を所有していました。
復元 縄目地蔵尊像(延命地蔵菩薩像)
昭和37年に焼失した、定朝作と伝わる旧本尊を復元したもの。
「太平記」で、追っ手から逃げる武士の身代わりに捕縛されたという記述があることから「縄目地蔵」と呼ばれ親しまれています。
壬生狂言
GW期間中、4月29日〜5月5日の7日間
時間:午後1時~5時30分(5月5日のみ夜の部もあり。午後6時から10時)
鑑賞料:大人1,000円 / 中学・高校生500円
当日券で自由席のみ(予約、指定席はなし)

私は、本堂に入ってみたいですね…。参拝できたらいいなぁ

壬生寺節分祭を振り返って

こうやって季節の節目を感じられる行事がある京都って、良いところですね…!

寺社は基本的に(祭りの時やイベント時以外は)朝〜昼の時間に参拝するものだと思っているので、今度はゆっくり昼に参拝して、壬生寺のことを感じたいな。

こういう新撰組ゆかりの地、など史実に深く関わる場所に赴くと

歴史をもっと勉強しよう!

という前向きな気持ちになるので、今はまだ学び直しの日本史(中学歴史だよ!!)がだいぶ昔の時代なのですが、コツコツ時代を進めていきたいです!

京都の行事は、京都の手帳でチェックするのがお勧め!

京都の手帳たち
私もお世話になっている、京都の手帳たち

参考記事:京都の手帳紹介!「京都手帖」「京ごよみ手帳」の違いは?京都観光の参考になるのでお勧め!

京都の手帳には、日々の寺社の行事が色々と記載されていますのでチェックしてみてください。

新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、内容も中止になったりと様々な変更があると思います。公式のWEBサイトを確認するのが良さそうですね。

2022年は、参拝が心おきなく楽しめる季節がやってきますように。

お互い、健康に気をつけましょうね

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