八坂神社〈祇園さん〉参拝・京都のパワースポット
Last Updated on 2024年1月18日 by Chippy

京都といえば八坂神社!スサノオ様!というわけで、大好きなスサノオ様に会いに行きました
参拝時はGWだったので、風にたなびく鯉のぼりが気持ち良さそうでした♪
目次
八坂神社・御祭神
- 素戔嗚尊(すさのおのみこと)
- 櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)
- 八柱御子神(やはしらのみこがみ)
スサノオ様とクシナダ姫は夫婦で、出典元が古事記か日本書紀かの違いにより、同じ神様でも名前の表記方法が異なっています。
- スサノオのヤマタノオロチ退治
- クシナダ姫は、ヤマタノオロチの生贄にされそうになっていたところを、スサノオ様に救われて、二人は夫婦になりました。
イザナギの命に従わず母恋しさに泣きわめいたり、姉であるアマテラス様を困らせて天岩戸に引きこもらせてしまったりと、今まで色々ありましたが…。
ヤマタノオロチを退治するスサノオ様は、第二章の始まりの如く機転を効かせて大活躍!
クシナダ姫と幸せに夫婦和合で暮らしていかれます。
人生色々。私もその一人ですが、スサノオ様のそういった成長物語に魅力を感じる方も多いです
今まではくすぶっていたけれど、力を発揮できるようになって自分を出せるようになった、そんな人間的な側面を感じます。
八坂神社について
- 所在地
- 〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側625
- アクセス
- ・「京阪祇園四条駅」より、徒歩で約5分
・「阪急河原町駅」より、徒歩で約8分
バス:「JR京都駅」より、市バス206番・祇園下車すぐ
車:JR京都駅より車で約15分 - 祈祷受付時間
- 午前9時~午後4時

八坂神社といえば河原町通に面している、西楼門が有名ですよね。実は、正門はまっすぐ本殿に向かっているこちらの南楼門の方なんです。

朝一番の参拝だったので、人はまばらで良かったです。



立派な舞殿ですよね…。使われているところが見てみたいなぁ。

八坂神社はスサノオ様が御祭神なので、心の中で、参拝できて嬉しいという旨と近況報告をお伝えしてまいりました。
主祭神がスサノオ様の神社は多く、八坂神社もそうなのですが、クシナダ姫と一緒に祀られている神社のエネルギーが、私はより好きみたいです。
スサノオ様は荒ぶる神と言われますが、なんだかあったかくて優しい和合の気がするというか…。愛の力?
たとえば同じスサノオ様であっても、根源は同じなのだと思いますが、神社が違えばそこに流れるエネルギーの感じ方が違ってくるんですよね。
それは実際に参拝してみないとわからないので、面白いです。





こうやって、季節を感じられることが嬉しいです。
大神宮社について


御祭神は天照大神、豊受大神。

悪王子社について

悪王子社は、スサノオ様の荒魂(あらみたま)が御祭神です。
悪王子の「悪」とは「強力」の意で、荒魂は現実に姿を顕わす、霊験あらたかな神の意。御神徳は、所願成就です。
神様には、荒魂と和魂(にぎみたま)という2つの側面があるのです。
和魂はさらに2つに分かれるのですが…
日本神話の神々は、荒々しい側面と平和な側面を持ち、同一の神でも別の神名が与えられたり、別に祀られていたりするのですね。

美御前社について

美御前社の御祭神は、宗像三女神が祀られています。
- 多岐理毘売命(たぎりびめのみこと)
- 多岐津比売命(たぎつひめのみこと)
- 市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)
宗像三女神は、アマテラス様とスサノオ様の誓約(うけい)によって生まれた神々です。
市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)は美しい女神としても崇敬があり、社殿前の御神水「美容水」には、女性の参拝客から人気があります。

綺麗になりたい方は、ぜひ美容水にあやかってくださいね♪





疫神社について

疫神社は、「蘇民将来(そみんしょうらい)」という昔話が元になっています。「茅の輪くぐり」の由来ともなっているこの話は、残酷なところもあり、少し怖い…。
奈良時代初期の文献『備後国風土記』に記載されている伝承です。
- 蘇民将来とスサノオ
- 武塔神(むとうのかみ)が旅の最中、一晩宿を借りようとしました。
巨旦将来(こたんしょうらい)は裕福でしたが宿を断り、巨旦将来の兄である蘇民将来は、貧しいながらも手厚くもてなします。
後日、再訪された武塔神はスサノオであると名乗り、巨旦将来の妻となっていた蘇民将来の娘に茅の輪をつけさせると、娘以外の巨旦将来の一族を滅ぼしてしまいました。
そして、疫病が流行しても茅の輪をつけ「蘇民将来の子孫なり」といえば、厄災から逃れられると約束されます。
あの茅の輪ってなんだろう?と疑問に思ったことはあったけど、こんなに血なまぐさい伝承が元となっていたんですね…




えびす様と一緒に写真を撮りました。
大国主社について



大国主社の御祭神は、
- 大国主命(おおくにぬしのみこと)
- 事代主神(ことしろぬしのかみ)
- 少彦名彦(すくなひこな)
大国主は出雲大社の神様、事代主神は大国主の息子で、少彦名彦は大国主とともに国作りに励まれた、一寸法師のような小さな神様です。
大国主様が助けた白うさぎと一緒に像になっています。かわいい…
伊勢神宮へはまだ参拝したことがなく、スサノオ様をはじめ大国主様ほか出雲の神様は、私にとって神社参拝の原点のようなものなので、参拝すると特別な気持ちになります。




写真が暗いのですが、有名な西楼門です。
京都に来たなら八坂神社へ参拝をしよう!
広くて沢山の神様がおられる八坂神社は、調和している感じがして、とても心地よかったです。
スサノオ様大好き!見守ってくださって、いつもありがとうございます
観光がてらアクセスしやすい八坂神社に、よければ参拝してみてくださいね。
比較的近くで参拝しやすい、〈三十三間堂〉は圧巻の美しさ!千手観音様に会いに行こう!「秋雲壇」の感想も書いてますの記事もあわせてお読みください♪