〈鷲尾愛宕神社〉参拝・絶景の日本三大愛宕
Last Updated on 2020年7月12日 by Chippy
春は私が最も神社参拝が心弾む季節♪社殿や鳥居と、桜の組み合わせは最高です!
今回は、日本三大愛宕の一つである、鷲尾愛宕神社への参拝記です。
目次
日本三大愛宕とは?
- 京都にある、愛宕神社の総本宮「愛宕神社」
- 東京都南区にある「愛宕神社」
- 福岡市西区にある「鷲尾愛宕神社」
愛宕神社の数は、全国で900社とも、1000社あるとも言われています。
鷲尾愛宕神社・御祭神
- 伊奘諾尊(いざなぎのみこと)
- 伊奘冉尊(いざなみのみこと)
- 火産霊神(ほむすびのかみ)
- 天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)
イザナギとイザナミは、国や神様を生んだ日本で初めての夫婦の神様。火産霊神はカグヅチとも呼ばれ、イザナミが生んだ火の神様です。
カグヅチは火の神なのでイザナミは火傷をしてしまい、亡くなってしまうんですね。
怒りのあまり、イザナギはカグヅチを殺してしまいます
こうやって書くと、悲しい気持ちになってくるのですが、日本神話の神様たちは、感情が豊かで生き生きとしています。
鷲尾愛宕神社について
【所在地】〒819-0015 福岡県福岡市西区愛宕2丁目7-1
【TEL】092-881-0103
【祈願受付時間】8時〜17時30分
- 鷲尾愛宕神社は、西暦72年に創建された、福岡で最も古い歴史を持つ神社です
- 御神徳は全国随一と言われ、様々な願い事を叶え、また古くは禁酒や禁煙など、あらゆる禁断の神としても広く崇敬を集めています
- 神社主催の出会いのパーティー「お茶コン」を定期的に開催しています
鷲尾愛宕神社への行き方
【地下鉄】地下鉄「室見駅」1番出口から徒歩20分
【バス】西鉄バス「愛宕神社前」バス停を降りると、下の写真の参道前です。
この鳥居をくぐって、階段をどんどん上がって行きます!
途中、振り返るとこんな感じです。
階段自体は整備されたものですし、香川の金毘羅さんに比べれば、まだ大丈夫!
…とはいえ、お子様がいらっしゃったりご年配の方は、車で違う道から参拝した方が良いです。
結構登りましたね…。階段を上がりながら、年を重ねても神社参拝を楽しむためには、健脚でないといけないなとあらためて実感しました。
健康を大切にして、趣味を深めていきたいです
階段が終わったら、次は山道が待っています。この看板の方向へ、もう少し歩いていきましょう。
ここまで来ればすぐそこです!
桜と鳥居って絵になります…。
いよいよ参拝です。
ちょうど参拝日が2019年4月1日で、新元号が「令和」と発表された日でした。御朱印帳に御朱印を頂きながら、一ヶ月後には御朱印が令和になるのか…と不思議な気持ちになりました。
神馬像の後ろには海と青空が見えるのですが、春の晴天は気持ちよく参拝日和です!
夏になると蚊が出てくるので、今が一番個人的には参拝にオススメです
宇賀神社・御祭神
- 日本武尊(やまとたけるのみこと)
- 素戔嗚尊(すさのおのみこと)
- 宇賀魂神(うがのみたまのかみ)
こちらに私の大好きなスサノオ様も祀られているので、嬉しかったです
色んな神社で、スサノオ様に会えるのが嬉しいんですよね。
親戚の体調が芳しくないので、愛宕お願い地蔵さんを撫で、元気に過ごせるようにお願いをしました。
参拝したいと思っても、様々な理由でできない方もいらっしゃいますよね。
そんな方にも、このブログを読んでいただくことで、参拝気分を味わってもらえるような記事を書いていきたいです
おみくじは縁起物が入っているものなど沢山の種類があり、どれにしようか迷ってしまうほどでした。結局私は、シンプルなおみくじを選んでいます。
鷲尾愛宕神社は、山頂の上にあるので景色が良いんです!
福岡タワーが見えるのがわかりますか?
参拝だけでなく、絶景も楽しめるのが嬉しいです♪
また、鷲尾稲荷神社には稲荷社もあります。境内から見下ろすと、桜いっぱいの拝殿と赤い鳥居が目に入ります。今度は、そちらに向かっていきましょう。
境内を出て、次の階段をすぐ左に向かうと稲荷社があります。
稲荷神社の隣りには、様々な種類のお地蔵様や神仏像があり、お線香の匂いが立ち込めていました。
鷲尾愛宕神社は神社なんですけど、どこかお寺のような雰囲気も感じるんですよね。
ちなみに私自身は、神社参拝が多いのですけれど、あまり◯◯だからいい!とは分けていません
昔は神仏習合という考えもありましたし、もともとは自然への畏敬の想いから神様を敬うようになったと思っています。好きな仏様もいらっしゃいますしね。 |
真ん中のお地蔵様はなんと「SH」と書かれたバットを持っている勝ち地蔵様。
説明書きには福岡ソフトバンクホークス、アビスパ福岡と書かれているところが、福岡の神社らしいです
伏見稲荷大神・宇之目稲荷大神
伏見稲荷大神について
こちらの稲荷社は、京都伏見稲荷大社より勧請(かんじょう)されているとのことです。右側に、宇之目稲荷大神が併祠(はいし)されています。
勧請(かんじょう)とは、神社から神様の神霊を、分け御魂(みたま)をして他の神社へ移すこと。
日本には八百万(やおよろず)という言葉の通り、沢山の神社があります。同じ名前の神社・同じ神様を祀った神社がいっぱいあるのですね。
たとえば遠くにある大きな神社でなくとも、鳥居をくぐり境内に入れば、神気を感じることができるんです
神社でなくても神聖なものを感じることはできるし、あり方を整えることもできます…が、境内の中に居ることで、自分の状態が整いやすくなるんですよね。
※ただ、どこでも何でも良いわけではないんです。雰囲気がなんとなく嫌だなとか、暗くて、気持ち悪い気がする…。そんな風に感じる神社には、参拝しないでくださいね。
自分の感覚を信じましょう
宇之目稲荷大神について
宇之目稲荷大神は事業商売繁盛、社運、商運隆盛に特にご霊験があり、タバコが好物なのでお供えしてください、とのことでした。
参拝したら、階段を降りて帰ります。
今回の参拝おやつ
岩井屋さんのいちご大福セットを頼みました。
いちご大福のお値段は単品で600円、セットで1200円 |
特製の生地がフワッフワで、しあわせな気持ちにつつまれます
中に入っている餡と、あまおういちごも芳醇で美味しい!湯気が立っているのが伝わりますか?ほかほかで心温まります。
※いちご大福は、2月中旬からゴールデンウィーク頃までの限定商品です。
おわりに
鷲尾愛宕神社は、階段を登った甲斐がある、心地良い神社でした。見たことはないのですが、夜景も綺麗なんですよね。
夜も行ってみたいかも…。夜の神社って、お祭り以外は少し怖い気がするんですけど