「ANNA アナ」映画感想・美しき女スパイの憂鬱
アナは久しぶりに観た映画でした!
アナは「ニキータ」「レオン」「LUCY/ルーシー」を手がけた、リュック・ベンソン監督の女スパイ映画です。
私はリュック・ベンソン監督映画を観るのは初めてだったので、ある意味、新鮮な気持ちで最後まで楽しめました。
目次
「ANNA アナ」映画情報
【監督】リュック・ベンソン
【製作】2019年/フランス・アメリカ合作
【上映時間】119分
【原題】Anna
【配給】 キノフィルムズ
キャスト
- アナ/サッシャ・ルス…トップモデルをしながらKGBで活躍する殺し屋
- アレクセイ/ルーク・エヴァンス…アナをスカウトしたKGBで上司
- オルガ/ヘレン・ミレン…アレクセイの上官
- レナード/キリアン・マーフィ…CIA所属。アナに寝返りを迫る
- モード/レラ・アボヴァ…アナとモデル事務所で知り合う
ざっくりとしたあらすじ
主人公・アナはある時は露店のマトリョーシカ売り、ある時はパリの売れっ子モデル。その真の姿は、ソ連の諜報機関・KGBの女暗殺者だった。
トップモデルとなり活躍しながらも、アナは一流の殺し屋として成長していく。
そんな日々が続く中、アメリカ・CIAの罠にハマり、2重スパイとして任務を遂行することに。
「KGB長官暗殺作戦」。課せられた究極のミッションに、アナはどう対処する?
アナは面白くて、観た後もスッキリする映画
今回は予告もあまりチェックしていなくて、ほとんど前情報なしにアナを観たんですが、面白かったです!男女関係なく楽しめます。
アクションやスパイ映画がお好きな方にはオススメ!
…と思ったんですが、ストーリーはツッコミどころが割と満載かもしれないです。
スパイ映画って、話の内容が重くて観た後になんとも言えない気分になるものもあると思うのですが、そういう意味ではアナは大丈夫です!
終わり方が素敵なの。爽快なさわやかさがあります。
アクションが格好良かった
アナはなんといってもアクションが魅力!最初の方のシーンなのですが、見所でもある5分で40人を倒していくシーンは圧巻でした。
一言でこの映画を表すと「アナのコスプレを楽しみながら、無双していくのを楽しむ映画」です
どのキャストも配役に合っていて良かった
アナは美人だし仕事もできる(凄腕の殺し屋)のですが、みんなアナのことを好きになっていくんですよね。
もうちょっと、モードに優しくしてあげて…!と何度も思ったのですが、個人的にオルガが最高だったので、他の細かいところは気にしない。
KGBのアレクセイ、CIAのレナードはどちらも種類の違ういい男なんですけれど、すぐ寝ちゃうし(笑)この映画に関しては、オルガとモードが好きでした。モード切ない。
いやー、オルガ凄く好きですね!ツンデレ上司で…
アナの七変化するファッションが凄い
最初の方の見せ場である、白のふわふわコートの下にはクールな黒っぽいコーディネートとか、モデルの衣装などどれも素晴らしかったです!目の保養。
スパイ活動中でもお洒落なのですが、私が一番好きなのは、取調室での落ち着いたピンクのワンピースかな。衣装の色と状況が対比していて、格好良かったです!
あらゆるファッションで魅せられて、楽しかったです!
映画のファッションを楽しみに観たい方にもオススメ!
チーム戦も見てみたかった
アナは表向きにはモデルの彼女と付き合っていて、更にはアレクセイ、レナードとも関係を持つのですが…。
色んな意味で身体を張った活動が多く、大抵一人で任務を遂行していきます。
アナは一匹狼タイプなので、背中を合わせて戦うとか、そういうシーンがないのは残念でした
仲間がいるからこその熱さとか、ピンチとか、ハラハラドキドキするのが面白くて好きなんですよ。
アナ以外の闘いも見たかった。映画を観終わったあとは面白かったんですが、時間が経ってくると段々、こういうシーンがあったらなっていう欲が出てきました。
【まとめ】アナはこんな人にオススメ
- リュック・ベンソン監督のファン
- スパイ映画が好き
- 女性もののアクション映画が好き
- 戦う女性が好き
- 華やかでお洒落なファッションを楽しみたい
頭を使わず、何も考えずに観れる映画です