〈太宰府天満宮〉参拝・新元号、令和ゆかりの地
Last Updated on 2023年9月12日 by Chippy
※2023年9月6日更新
今回は、太宰府天満宮の参拝記事です。
天神さまは、私の実家の氏神様でもありますので、太宰府天満宮を参拝できることが本当に嬉しかったです♪
初めての土地で自分にとって親しみのある神様に会うと、心強い気持ちになってホッとするんですよね
目次
新元号「令和」ゆかりの地
2019年4月1日、新元号「令和」の発表がありました。万葉集「梅花の歌三十二首」の序文が由来となっています。
その典拠(てんきょ)が現在の太宰府市で開かれた「梅花の宴」の際に詠まれたこと、御祭神の菅原道真公には飛梅伝説があることから、太宰府天満宮はますます注目を集めそうですね!
個人的には、響きが美しいので「令和」は好きなのですが…。
私たちも新しい時代にふさわしく、明るく、それぞれの花を育て咲かせてまいりましょう
太宰府天満宮について
太宰府天満宮のご祭神は「天神さま」とも呼ばれている、学問の神様で有名な菅原道真(すがわらのみちざね)公です。
「学問・至誠(しせい)・厄除けの神様」として崇敬されていて、太宰府天満宮は、全国12,000社ある天神さまをお祀りする総本宮となっています。
特に受験シーズンは、今まで努力なさってきた自身の実力が無事に発揮できますようにと、親子で参拝にいらっしゃる姿も多く見受けられます。ベストな状態で、試験に臨みたいですものね。
太宰府天満宮へのアクセス
〒818-0117
福岡県太宰府市宰府4丁目7番1号
・太宰府天満宮の最寄り駅は、西鉄電車の「太宰府駅」です。西鉄太宰府駅から太宰府天満宮へは、徒歩5分程度です。
博多バスターミナルから太宰府まで、直通のバスが運行
博多駅の博多バスターミナル1階の11番乗り場から、太宰府天満宮まで直通のバス「旅人」が毎日運行しています。
平日は24便、土日祝は32便。料金は600円、所要時間は約40分。(道路が渋滞していると遅れます)
※予約は不要なのですが、車内が満員の場合は、乗車できず次の便になることもあります。結構並んでます!
話題の坂本八幡宮へは、太宰府行きのバス「旅人」で、福岡空港国際線ターミナルの次、「大宰府政庁跡」で降りると簡単です
太宰府天満宮・参拝時間
【開門時刻】
春分の日より秋分の日の前日まで
6時〜
上記以外の日
6時30分〜
【閉門時刻】
4〜5月/9〜11月…19時
6〜8月…19時30分
12〜3月…18時30分
太宰府天満宮参拝への道
いざ参拝へ!
太鼓橋が見えてきました!テンションが上がります…。
神社の池に掛かる橋っていいですよね。前を向いても振り返っても景色が美しいものですから、私はキョロキョロと辺りを見回しすぎて、挙動不審だったかもしれません。
この池の名前は「心字池」。池が漢字の「心」という字に形作られているのが由来です。池に掛かる太鼓橋・平橋・太鼓橋の三橋は、それぞれ過去・現在・未来を表しており、奥深いですね。
太宰府天満宮には、摂社・末社も数多くあります。
志賀社のご祭神は、綿津見(わたつみ)三神。イザナギが黄泉から戻り、禊をした時に生まれた神様です。(ソコツワタツミ、ナカツワタツミ、ウワツワタツミの総称)
いよいよ楼門が見えてきました!
手水舎は霊峰宝満山の山腹より切り出された一枚岩で、覗き込むと中に神亀が刻まれています。除災延齢の意味があるのだとか。
昭和9年(1934年)の建立で、博多の豪商・石田清氏の奉納です。
手水舎の後ろには、親子の鹿もいました。何かつながりがあるのでしょうか。またその近くには、麒麟像があります。
この麒麟像は、道真公・天神さまの象徴として奉納されていて、とても格好良かったです。
御神牛も沢山あります
道真様のお使いとされている御神牛(ごしんぎゅう)も10箇所ほどあるそうですが、様々なところにいて、探すのが楽しいです。
この御神牛がつぶらな瞳で一番かわいい、と思いました。
以上、私の好きな御神牛たちでした。
太宰府天満宮・拝殿へ
この時は早朝だったので、まだ空の色が青いのですが、静謐な雰囲気で心地良かった。
スサノオ様を探しに末社参拝へ
本来の目的は済んでいるのですが、私は末社を探すことにしました。スサノオ様がどこかにいらっしゃるんじゃないか?と思って、ご挨拶したかったんです。
私はスサノオ様…建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)が大好きなんですね
こんなに沢山末社があるなら、どこかにスサノオ様もいるでしょ(いたら嬉しい)という私の期待通り、スサノオ様と、天照様にもご挨拶しました。
今回に限らず、末社にスサノオ様を見つけた時の嬉しさや安心感たるや…。
心の中で、いつも見守ってくださるお礼や近況報告をお伝えしています
別日、天照様のところに猫が参拝しに来ていました。
末社のこちらの方にはあまり人が来ないのですが、沢山の有名な神様が祀られておりますので、お時間がありましたらぜひ併せて参拝してくださいね。
6月には菖蒲と紫陽花が満開
6月に参拝すると、菖蒲や紫陽花が美しかったです。菖蒲池の菖蒲は数が多いので、とても満足感がありました。
写真を撮っている方も沢山おられました。私もその一人。
緑と花が映えますね。菖蒲池があることは記憶にあったのですが、もう時期が終わったと思っていたので、咲いていて嬉しかったです!
「夢塚の碑」は、松尾芭蕉が太宰府への再訪を願っていたとされていることから、芭蕉の没後150年忌である1843年、建てられたそうです。菖蒲池のすぐそばにあります。
また、太宰府天満宮には大楠がいっぱいあって、その生命力や迫力に目を奪われます。
今回の参拝おやつ「梅ヶ枝餅」
私は最初読み方がわからなかった「梅ヶ枝餅」はうめがえもち、と読みます。
太宰府の門前町には、何件も梅ヶ枝餅のお店が並んでいるんですよ。中心に梅の刻印がされ、中には餡子が入っていて甘さ控えめ。優しい味で美味しいです。
門前町には梅ヶ枝餅だけでなく、土産やお食事どころなど、いろんなお店があります。太宰府天満宮への参拝だけでなく、時間をとって散策するのもまた楽しい思い出となるでしょう。
新しい時代の風が吹く、令和に大盛り上がりの太宰府天満宮。この機会にぜひ、参拝なさってみてくださいね
Youtubeバーチャル参拝・太宰府天満宮
私のお気に入り門前町グルメも紹介♪太宰府天満宮の空気感が伝われば幸いです。
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